日本ヴァイオリン

Giuseppe Giacchetti 1914

ジュゼッペ・ジャケッティ 1914年製

ジュゼッペ・ジャッケッティ(Giuseppe GIACCHETTI (1890 – 1980))はイタリア・ローマを代表するヴァイオリン製作家の一人。
師であるルドルフォ・フレディ(Rodolfo FREDI (1861 – 1950))よりローマの音楽院で音楽と楽器製作を学び腕を上げ、その後本格的に製作活動を始めるために30歳でパリへ移住しました。
最終的にローマに戻った彼は次々と素晴らしい楽器を作り続けました。
特に目を引くのはニスで、鮮やかな赤系の透明感のあるオイルニスで仕上げてあるのが特徴です。
今回紹介しましたヴァイオリンも、傷もなくニスの特徴も良くわかる完璧なコンディションで、音色も明るく豊かに響く、まさにクラシックな逸品と言えましょう。
モダンイタリアン・ミドルクラスの最高峰であるジャッケッティをぜひお試しください。

製作地
イタリア ローマ
カテゴリ
モダン