日本ヴァイオリン

Cello Matteo Goffriller ca.1710

マッテオ・ゴフリラー 1710年ころ製作

マッテオ・ゴフリラーはイタリアのヴェネツィア派の祖とも言われる偉大な弦楽器製作家です。
その作品はヴァイオリンよりもチェロの作品が特に評価が高く、歴史的にもパブロ・カザルスやピエール・フルニエ、ジャクリーヌ・デュ・プレなど、錚々たる顔ぶれの名手が好んで使用していたことで有名な製作家です。
こちらのチェロは音質、音色、音量ともに申し分のない3拍子揃った楽器で、特に音量に関してはオーケストラをバックに大ホール最後列の隅々まで行き届くパワーを備えており、ソリストを際立たせます。
全体のコンディションも大変良好で、大きく大胆なf字孔から人を寄せ付けない力強さを感じられます。

このゴフリラーは過去20年以上に亘り、世界中のソリストにより演奏・レコーディングされてきました。

製作地
イタリア ヴェネツィア
カテゴリ
オールド