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ニューヨークにてNIPPON VIOLIN TRUNK SHOW 2020の第1回目を開催しました

2020.03.19

日本ヴァイオリンは2020年2月22日と23日の二日間、ニューヨークにてNIPPON VIOLIN TRUNK SHOW 2020の第1回目を開催しました。
会場はセントラルパークが眺望できるThe Plaza Hotelのペントハウスルーム。今回に向けて選び抜かれた数々の銘器は、格調高くも落ち着いた、モダンクラシックな内装のリビングルームに並べられました。
至る所に置かれた楽器はGagliano、GuadagniniやRuggieri、そしてGuarneri “DEL GESU”と、その全てがハイクラスのオールドです。取り分け目を引くよう、楕円のテーブルに配置したのは6挺のストラディヴァリウス。テーブルの上のヴァイオリンの数々はストラディヴァリの製作人生における初期の代表作である“De ahna” 1683から始まり、黄金期の“Marquis de Riviere”1711や“San Lorenzo” 1718、そして晩年期の“Artot Alard” 1728と、彼の一生を掛けた製作パターンの変遷を一望することが出来るよう並べました。

ブレイクルームにはJoseph RoccaやEnrico Rocca、J.F.Pressendaなど、一級のモダンヴァイオリンが並べられました。

来場は完全予約制、落ち着いた時間を過ごせるように、1時間に1組のみの入場としました。ニューヨークにてTRUNK SHOWが行われることの反響は大きく、新たに追加した予約枠も含め、開催期間内の予約はあっという間に埋まってしまう程でした。
知人を連れ添い、限られた機会を最大限に楽しもうとご来場されたその誰もが、ホテルの一室に拓かれた非日常の空間に心を奪われているようでした。
TRUNK SHOW内の楽器は全て自由に手に取ることが出来ます。多くの銘器が一同に会することは非常に稀で、手の届く範囲に並べられた銘器の数々を前にして、誰もが詠嘆の声をもらさずにはいられない様子でした。
ヴァイオリンの価値は、それを求める人によって異なります。ご来場された多くの方は演奏家でしたが、ある人は造形物としての様々なフォルムを、またある人は美術品としての木目、ニスの美しさを堪能されていました。

弊社代表の中澤は、並べられた楽器の持つストーリーや運用方法を紹介する中で、ストラディヴァリウスが世に出回ることの希少性にも触れました。

(写真右)株式会社 日本ヴァイオリン 代表取締役社長 中澤創太

「ストラディヴァリが生涯で製作したとされる楽器は1,000挺以上。その内現存するものは約600挺程ですが、実際に市場に出るものは非常に少なく、およそ50挺程度とも言われています」(中澤)

アジアの一楽器店がその中でも選りすぐりの6挺を持ち寄りプライベートセールとして公開したことは、New York Philharmonic主席奏者、Columbia Symphony Orchestraのコンサートマスターをはじめとした数多くのご来場の方々、そして国外メディアより、驚きと共に喜びを持って迎え入れられました。

TRUNK SHOWの中では、世界でも10大オーケストラの一つに数えられる管弦楽団、Orchestra dell'Accademia Nazionale di Santa Cecilia のコンサートマスターに今年就任したアンドレア・オビソ(Andrea Obiso)氏の撮影、インタビューも併せて行われました。

NIPPON VIOLIN TRUNK SHOW 2020は今後、東京・ソウル・ロンドン・大阪・クレモナ等、国内外のみならず世界各地で開催される予定です。 詳細につきましては日本ヴァイオリンホームページにてご確認下さい。

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