日本ヴァイオリン 弦楽器専門店 ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・弓の販売、毛替え・修理を東京と長野の店舗にて行っております

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 Le notizie da Cremona第一回目はクレモナ新進気鋭の若手製作家Patrizio Orippi氏のヴァイオリンをご紹介いたします。Orippi氏との出会いは、彼の奥様が日本人で私の妻と交流があり、彼の次男と私の3男が3週間違いで生まれた関係もあり子どもを通して交流するようになりました。

 今彼の工房はクレモナで一番大きなTeatro Ponchielli(ポンキエッリ劇場)のすぐ隣の建物の地上階にあり、製作家にとってこれ以上ない立地条件の場所に位置しています。クレモナを訪れた事のある人であればほとんどの人が彼の工房の前を通っているのではないでしょうか。

 

オリッピ・パトリツィオ (Patrizio Orippi)

 1970年6月17日、パルマ県、フィデンツァ市に生まれる。15歳でクレモナ国際ヴァイオリン製作学校に入学、ヴィンチェンツォ・ビソロッティ氏に師事する。1989年に最優秀で卒業し、同時にビソロッティ氏の工房で修行を始め氏の父でもあるフランチェスコ・ビソロッティにも教えを請う。その後3年間、象嵌細工師としても働き木に対する深い造詣と技術を得、貴重な体験を積む。

 1997年より一年間、ドイツのSaarbruckenにてマエストロ・テッビ師に師事し、修理の技術を学ぶ。帰国後マエストロ・ジローニ氏と共に研鑽を積み、2006年よりPiazza San Micheleに工房を構え、古典クレモナ派の技術を継承しつつViolin,Viola,Violoncelloを製作している。

 彼のニスは特に透明度が高く輝くようなニスの質感があり、木材の選定には特に注意を払い、十分な自然乾燥期間を取って使用している。

 最近ではオルナッティ、ガリンベルティ、フィオリーニなど1900年代初頭の偉大な製作家達に興味を持ちその作風や技法の研究に余念がない。

 2006年第11回ヴァベーノ製作コンクールではViolaで4位入賞する。

 現在クレモナ市のPonchielli劇場のすぐ脇にあるCorso Vittorio Emanuele II 46に工房を構え精力的に製作活動を続けている。


 

 



第4号 クレモナの製作家ルカ・サルヴァドーリ(Luca Salvadori)ご紹介
第3号 クレモナの製作家シルビオ・レヴァッジ (Silvio Levaggi)ご紹介
第2号 クレモナの製作家オリッピ・パトリツィオ (Patrizio Orippi)ご紹介
第1号 『Le notizie da Cremona』 開設のご挨拶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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